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2009年3月の約1ヶ月間、後藤修司 遺作展Ⅱ@静岡・磐田が開催されています。今回の展覧会は作者の生まれ故郷である静岡県磐田市の草花をテーマにしたカラー切り絵を展示しております。(カラーの切り絵というのは恐らく珍しいのだろうと思います)会場ではご好評頂きましたミニ画集も販売しております。
春を予感させるこの季節に芽吹く小さな植物たちの生命力をテーマとした展覧会を開催することは、我々主催者にとって父・後藤修司氏との死別の悲しみとの決別と新しい生活へのリスタートの決意を内包するサブテーマとして意図した展覧でもあります。ひとりでも多くの方がこの展覧会へ足を運んで頂けるようにと思っております。
作者・後藤修司氏が生前に毎朝と夕方、日課としていた愛犬リュウとの散歩。その散歩道である安久路川の土手に自生する植物たちが作品モチーフなのです。かつて、法事の為に帰省した際、亡父の代わりに愛犬(であり駄犬である)リュウと在りし日のルートを散歩した時に切り絵のモチーフとなっている植物達が風にたなびいている姿を発見しました。そのとき、これら草花を犬の散歩がてら摘み取って、自宅アトリエ(書斎)でデッサンして切り絵として光と影をデフォルメしていったのであろう氏の姿が思い浮かびました。モチーフが華やかな切花でなく野生の自生する草花ってあたりが氏らしい。などと、しみじみ思います。これって昭和一桁生まれの侘び寂びなのでしょうかね?
※お詫び:
当方、本業の忙しさもありまして、すっかり更新が遅れておりました。気付けば展覧会の会期も残り10日間程度しかござません。先の展覧会Ⅰの開催に際しては義理の兄に『本業を疎かにしてない?』と心配すらされた当方の本業ですが、実はそちらも充実しております。
自宅へ帰れない程の忙しい日々や歳甲斐もなく連続徹夜記録を更新したり、そしてそんな苦労を一気に忘れさせてくれるような思いがけない大成果の結実の到来を予感させる嬉しい感動の出来事が続いていたりします。展覧会の準備などのプライベートな時間を捻出する為には、睡眠時間を削るしか方法がない訳ですが、その削るべき睡眠時間すらないような日々がずっと続いている訳です。モチロンそんな出来事の中には朝までのお酒の席なんかもある訳で、それはそれで開放される瞬間だったりします。赤坂、西麻布、六本木、渋谷、新宿、恵比寿と今、振り返ってみると殆ど毎週呑んでます。先週は熱海へ遠征して泊まりの典型的な温泉&宴会三昧。そしてオプションに体育会系の超ハードなテニス合宿を決行してきました。その筋肉痛も和らいだ今週末の3連休は数ヶ月ぶりに自宅でゆっくりと過ごしています。
その間にグラミー賞やらオスカー賞やら例年の世界のアウォード・ウィークが過ぎてしまいましたが、そちらのチェックも怠りなく過ごしていたのでありました。そんな訳で今聴いているのはコールドプレイ。Rockin'on誌クリス・マーティン氏のインタビュー記事は多忙につき、まだ読めていない状態だ。そういえば、本日2009/3/20は来日中のOASISの東京(幕張)公演の日でもある。きっと「DON'T LOOK BACK IN ANGER」を泣きながら大合唱することになるのであろう。UK音楽シーンの雄達それぞれの奏でる音楽のもつ静寂の間は、日本人の侘び寂び感覚へ通じるものがあり、それらがシンパシーへと繋がっているように思う。
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静岡県 磐田市生まれ 1933年8月13日(昭和8年)~2008年8月1日(平成20年)享年74歳
故郷、静岡の自然をテーマに透明感と力強さを特徴とする水彩画、切り絵、彫塑作品を数多く作成した。そんな彼の情報を中心に遺族の手により、ゆったりと運営していきます。