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本ブログは、故・後藤修司氏(Syuuji GOTO)が生前に創作・制作した多くの作品やそれらにまつわる情報およびエピソードをデジタル・アーカイヴすることを目的として制作されました。はじめての画集出版や個展開催のお助け情報としてもお役にたてれば幸いです。(2008年11月~)/ This blog was started for compiling the digital archives of the art works and the informations about the artist, Mr.Syuuji GOTO. And we hope this archives will be useful knowledge for the people who the beginer of publishing an art book and an art exhibition, since Nov.2008.
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2009年1月31日(土)を持ちまして後藤修司 遺作展Ⅰ『風と光~彼の愛した故郷:磐田の景色』が終了致しました。そして、今、3月開催予定の後藤修司 遺作展Ⅱ『風と光~彼の愛した故郷:磐田の小さな草花たち』の準備中であります。

SN3D0362.JPG

みなさま、ありがとうございました。
まずは、お時間を割いてわざわざこの展覧会へご来場戴いたみなさま。そしてギャラリーを提供して頂いたたかまつギャラリーの石川ご夫妻をはじめ展覧会開催に際してご協力、ご尽力いただいた全てのみなさまへこの場を借りて、お礼と感謝の意をお伝えしたいと思います。

しかしながら、本音をいうと、当初私自身は地元静岡・磐田市ではなく東京都内での展覧会開催を考えていた。彼の経歴(バックボーン)を知らない人向けに、いわば、他流試合の意味を含めて遺作展を開催したほうが良いのではないだろうか?と考えていた。

縁もゆかりも無いところで彼の作品を客観的に評価してもらいたかったのだ。(その想いは今も変わりないのではあるが)

銀座でも青山でも赤坂でも乃木坂でも良い。若い人ターゲットに渋谷や代官山や下北沢。学生の多い神田、御茶ノ水や神保町、練馬あたりどこでも良い。それぞれ具体的なあてはなかったが、やる気になればそのどこでも展覧会を開催することができただろうし、これから将来も開催することはできる気がしている。

が、しかし、今回彼の地元で展覧会を開催することで後藤修司氏の人としての歴史(=人生)を知る人達に観て頂くことが出来た。そして、私自身も僅かではあるが、それらの人々をめぐり合うことが出来、在りし日の彼の佇まいの断片をうかがい知ることが出来た。これは貴重な体験であり、たいへん有意義なことであった。


搬出の日である展覧会の最終日は終了時刻を通常の午後9時よりも早く午後3時としていた。それに併せて我々スタッフは午後2時半にギャラリーへ搬出の為に集合した。私にとっては実に1ヶ月振りのギャラリーである。

まずは、持ち込んだビデオカメラとカメラを三脚にセットしてギャラリーを含めて雰囲気を記録した。そして、今度はスタッフ一同記念写真撮影。

そして、いよいよ搬出である。
搬出は搬入のそれよりもはるかにシンプルである。天井からワイヤーで吊り下げられているピクチャーハンガーから額を外して、ガラス面を併せて二枚ずつペアにして、四隅をカバーする保護材(画用紙で出来た簡単なもの)といっしょに紐で縛りこのセットを複数作る。今回展示した作品は13点と奇数枚となるのでアトリエ(というか自宅)から余分に同サイズの額を持ち込んで対にして梱包を行った。

展示していた作品と額は、物置と化しているかつての私の部屋へ保管されている。日光と埃対策の為に大判の布を探したが適当なものが見つからなかった為にシーツで代用。ガラス面保護の為に二枚ずつ面合わせでセットアップした額の裏には題箋と写真をつけて整理しておいた。

現在、仮の仏壇が飾られている後藤修司氏の書斎兼アトリエを早く整理したいところだ。併せて、山積みになっている作品の発掘とその整理へも着手したい。それはきっと、発掘作業のような手探り状態となることだろう。個人的には膨大な彼の作品中で最も味わい深いと思っている水彩画作品の整理をしたいと思っている。

【Special Thanks】(思いつくまま追記していきます)
・ギャラリーたかまつ
・磐田美術協会
・磐田文化協会
・アオシマ画材店
・いわたコピーセンター
・磐田市 秘書広報課
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後藤修司 切り絵作品集 【風景編/花編】
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プロフィール
HN:
Syuuji GOTO / 後藤修司
年齢:
91
性別:
男性
誕生日:
1933/08/13
職業:
芸術家・画家(自称)
趣味:
水彩画、彫塑、切り絵の創作
自己紹介:
故・後藤修司(Syuuji GOTO)の作品情報アーカイヴです。
静岡県 磐田市生まれ 1933年8月13日(昭和8年)~2008年8月1日(平成20年)享年74歳
故郷、静岡の自然をテーマに透明感と力強さを特徴とする水彩画、切り絵、彫塑作品を数多く作成した。そんな彼の情報を中心に遺族の手により、ゆったりと運営していきます。
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