[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2009年7月22日(水)46年ぶりの天体ショー(皆既日食)に日本中が沸いた。
写真は静岡在住の友人から届いた写真である(携帯電話で撮影)首都圏をはじめ日本全体が朝からの生憎の曇り空であったが、曰く『薄い雲が丁度日食グラスの役を果たして日食観察するには丁度良かった』そうだ。
私自身も前もって日食グラス(*)を購入して準備万端の状態でこの日食を待ち構えていたのだが、残念ながらこの日食をリアルタイムで観察することができなかった。(長~い会議に拘束されている間に終わってしまった。*日食グラスは、前週末に数店をはしごしてやっと東急ハンズ渋谷店にて入手したのだった…多くのお店で皆既日食人気の為に売り切れていたのだ)
前回の皆既日食は46年前ということなのでその時は私自身はこの世に生まれていなかったが、小学校の時に部分日食があり当時はガラス板にろうそくのススをつけて作った手作りの観察用ツールをつかって小学校の校庭から空を見上げたことを覚えている。
自然現象というか…この手のイベント(特に天体現象)に私自身は強く惹かれる。もともと天体系とそれにまつわる神話が好きということもあるのだが、生まれ育った環境(=修司氏の影響)にもその理由(わけ)があるのかもしれない。などと、今、自身の過去を振り返ってみてそんな風に思うのである。
自然科学を特別なこととしてではなく、ごくごく身近で素朴な興味としていつも普通の視点で観察&分析する人それが同氏だった。(白衣を着た研究者や学者や先生というよりもステテコ姿にぞうりを履いた田舎のオッサンというようないつも地味な体裁でしたが平易な目線で自然科学を解説してくれました)
氏は美術の作者(作家)として捉えられること多いが、理科の教諭でもありそこで培われた観察眼と顕微鏡等を覗きながら書上げたスケッチやデッサンこそが実は彼の絵の世界へのルーツだったのかもしれない。以前、切り絵の個展のテーマとなった花シリーズなどは、彼と愛犬の散歩コースであった安久路川沿いに自然に自生している草花達がモチーフであった。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
静岡県 磐田市生まれ 1933年8月13日(昭和8年)~2008年8月1日(平成20年)享年74歳
故郷、静岡の自然をテーマに透明感と力強さを特徴とする水彩画、切り絵、彫塑作品を数多く作成した。そんな彼の情報を中心に遺族の手により、ゆったりと運営していきます。